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地域を守る在宅医療の最前線③ 医師を支えるチーム医療

本記事は、全5回シリーズ「地域を守る在宅医療の最前線」の第3弾です。今回は、訪問診療を行ううえで欠かせない「チームでの連携」について、当院の実際をご紹介します。

医師一人では支えきれない在宅医療

在宅医療では、患者様の病状だけでなく、生活環境やご家族の状況まで幅広く対応する必要があります。
「患者様に体調チェックの電話をする」「家族の不安に寄り添う」「行政や介護サービスとつなぐ」――これらすべてを医師一人で担うことはできません。だからこそ、医師を支えるチーム体制が重要なのです。

看護師と医師の二人三脚

訪問診療の現場で、医師の最も身近なパートナーは看護師です。看護師は日常的に患者様やご家族と接することで、病状の小さな変化や生活上の困りごとをいち早く拾い上げます。その情報をもとに、医師が診断や治療方針を判断することで、無駄のない、安心できる診療が実現します。「医師が医学的判断を下し、看護師が日常に寄り添い支える」――この関係こそ在宅医療の要です。

事務スタッフがつくる“診療に集中できる環境”

多くの患者様やご家族にとって、当院との最初の接点は電話です。
「自宅で診てもらえるのか不安」「介護サービスと併用できるのか知りたい」「急に具合が悪くなったらどうすればいいか」――。そんな切実な相談を受け止めるのが、医療事務スタッフの大切な役割です。電話を切ったあとに「安心した」と思っていただけることをゴールに、事務スタッフは日々対応しています。

電話対応だけでなく、レセプトや書類の整備、他機関との調整、時には診療車の運転など、医療事務は多方面から医師や看護師を支えています。「診療の裏方を支える」という存在が、結果として患者様に安心を届けることにつながっています

急変対応で発揮されるチームの力

例えば患者様が急変したとき。医師が応急処置を行い、看護師がご家族の不安に寄り添いながら状態を観察し、事務スタッフが救急搬送の手続きを進める。この同時進行の動きができるのは、普段からの連携があるからこそです。「一人で抱え込まない」――これが当院のチーム医療の強みです。

まとめ:支え合いで成り立つ在宅医療

横浜ホームクリニックでは、医師・看護師・事務スタッフが互いに役割を分担しながら、患者様とご家族を支えています。それぞれが持ち場を守るだけでなく、「どうすればもっと良くなるか」を常に話し合い、チーム全体で成長していく。それが、地域に安心を届ける在宅医療の姿だと考えています。

当院では、こうしたチームの一員として地域医療に関わりたいスタッフを募集しています。ぜひお気軽に見学や面談にお越しください。

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